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過去を忘れるということ それは神が人間に与えた能力のひとつなのかもしれない。 なぜなら、今までの数々の恥ずかしい言動をいちいち覚えていたら 生きていけないのだ。ましてや酒の席での言動はそのまま酔いに任せて 忘れてしまわなくては「もう酒は飲まない、二度と飲まないぞ」と そのたびに決心をしなくてはいけないことになる。 実際にはその決心はほとんど深酒をするたびにしているわけなので ということは、忘れているのではなく蓋をしているだけなのかも しれない。 ふだんは忘れている過去の恥ずかしい出来事も、なぜかふと急に まさかの場所で、まさかのタイミングで思い出すことがある。 なにかボクの脳にヒントのようなものが入り込んだのなら、 それもわかるのだが、まったく関係のないところで急に 思い出してしまうのでこれは本当に困ったことなのだ。 昨日、撮影が終わりスタッフとお茶を飲みながら普通に 雑談をしている時にそれは急に訪れた。 なぜ思い出したのかわからないのだが、完全に忘れきっていた 酒の席での失言がいくつか天から降りてきたのだ。 みるみると顔が赤くなっていくのが自分でわかる。 いったい、神はボクにどうしてそれを今思い出させたのか。 これは何かの罰なのか?忘却の彼方に置き去りにしておいたはずの いくつかのできごとが目の前の出来事かのように鮮明に よみがえる。 その場にいた人たちに悟られないようにすることでとりあえずは 手一杯になってはいたが、妙に酸っぱい気持ちのままスタジオを あとにした。 夜、最近琥太がうなされる。 というか、寝言で怒っているというか、「うーん、もーっ、ふんっ」 だったり、「あーーーっ」だったり、急に大きな声を出すのだ。 自分の大きな声で起きるというわけでもなく、そのまま寝ているので 単なる寝言には違いないのだが、すいぶんはっきりとした うなされ方なのだ。 幼稚園でうまくいかなかったり、思い通りにならなかったり、 家でパパやママに叱られたり、きっと夢の中でもそんなようなことが 起きているんだろうか。 実はボクも、寝る前ではあるがたまにうなされそうになることがある。 真っ暗な部屋の中で静かに目を閉じていると、人生の中の反省 しなければならない事柄が時々あらわれてくる。 もちろん反省と言っても、人を殺したとかそんな大それた事ではない。 それでも、ついてしまった小さな嘘や人を傷つけてしまった言動で やっぱり、「あーーーーっ」と大きな声を出したくなるのだ。 実際には夜中に寝ている子供のとなりで大声を出すわけにも いかないので小さい声で軽くうなされてみる。 神様は、過去を忘れさせて安心させておいて、たまに思い出させて 辱めの罰を与えるのだ。 そして、とてもとても不思議なことだが、そんなことがあった次の日は 必ずと言っていいほどボクは一日中、高倉健になりきるのだ。 寡黙でいながら温かく「自分は、、不器用な、、人間ですから、、、」 そういうひとに、なりたいのだ。
by chromet
| 2012-11-30 18:18
| 写真日記
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